2005.10.28

レイチャールズの死とB.B.キングへの思い

僕にとってのRay Charlesってどんな人?
忌野清志郎の憧れの人で、清志郎はRay Charlesの真似をして下唇の下だけ髭を残してた、とか...

映画ブラックレインでマイケルダグラスと高倉健がバーでRay Charlesの真似をして歌ってた、とか...

We Are the Worlでちょろっと出てきて

『生きてはったんやぁ〜』

って感想をもった、とか...

洋楽を長く聴いていると特に好きではないけれど必ず出くわす名前が何人かいます。

とても有名でミュージシャンからも熱烈に支持されてるけども、セールス的にはパッとしなくてお金がない。
けど、その人の名前を出すと




『ツウやね〜』





みたいな反応があるんで洋楽知ったかぶりする時に必ず使わせてもらう名前。
その名前を出すだけで




『ははぁ〜』





とみんなはひれ伏してしまうんで、知りもしないのに乱発して相手をノックアウトできるネームバリュー。

僕にとってはRay CharlesとB.B.Kingでした。
若い時は、ナンパの時の『会話のスパイス』でした。

Ray CharlesもB.B.Kingも一通りは聴きました。

『おー!カッチョいい!!』

とは思ったけども好きかどうかは別問題でした。
特にアルバムを通しで聴くと全部同じに聞こえて何回も聴く、って事にはならなかった。

U2がB.B.とWHEN LOVE COMES TO TOWNを歌ったのは好きで何回も聴いてます。
U2が日本ツアーでB.B.と回った時にも行きましたが、前半の1時間がB.B.だけってのは辛かったです。

僕にとってRay CharlesとB.B.KINGは料理を引き立たてる極上の隠し味、スパイスです。
それだけではあまり美味しい物ではないけど、少し加えると最高の料理に仕上がるって。

最近出たRay Charlesのgenius loves company

発売されてすぐに聴きました。
色んな人とのデュエットばかりのアルバム。
正直、バラしてほしかった。
ノラ.ジョーンズやボニー.レイットのアルバムに1曲だけ収録、ってして欲しかった。
1つのアルバムにまとめると醤油を入れ過ぎたスキヤキ状態。
しかも日本版の最後には問題のカバー曲が...

僕が何回も今でも聴いているI'll Be Good To You

オリジナルはちょっとトロい感じがするこの曲をQUINCY JONESはオシャレにグルービーに仕上げました。
Ray CharlesとChaka Khanが、とっても伸びやかに歌っているので聴いてるだけで元気になってしまいます。

特にRayが歌うSaid a I want to knowって部分の歌い方のカッコ良さったらありまん!!

Ray CharlesとB.B.Kingは曲や他のアーティストの魅力を最大限に引き出す極上のお鍋でもあり、そして音楽業界全体のスパイスだと思います。

今頃は天国でシナトラやナットキングコール、T.ボーン.ウォーカーやブラインド.レモン達とバーボン片手に歌っているのでしょうか。


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Posted at 22:23 | 未分類 | COM(17) | TB(1) |
2005.10.25

スティービーワンダーと年上の美女とバーボンと

僕は小学校の時にビートルズにはまってしまった。
それからは当然のようにストーンズ、ピンクフロイド、イエス、ツエッペリン、ELP、パープルと聞き出して中学生の頃にはすっかりブリティッシュ少年が出来上がってた。

『脳天気なアメリカ人に彼らの音楽性が理解できるはずがない』とまで思ったもんです。

そんな時に脳天を突き破ったのがこのアルバム。

中1の時に発売されて大ヒットしてました。
けど僕はさっきの理由からまったく聴こうともして
なかったんです。
そんな時、毎週のように聞いていたNHK-FMのヤングジョキーで『みなさんこんばんは〜渋谷陽一です!今晩はまずこの曲から』と言って流れた曲が

I WISH♪I



『何この曲!このうねり!』



と腰を抜かしてしまいました。 さっそくレコードを買ってテープに録音して毎日聞いていました。

『キー・オブ・ライフ』です。

1枚目のA面ラストはSIR DUKEでB面の1曲目がI WISHでした。 これを間髪いれずに再生したらメチャメチャカッコ イいから何回も何回も録音をやり直していました。
今はCDやから関係ないけどね〜

デビューアルバムまでさかのぼって聴いたり、この後に出たアルバムも聴いてきましたが、これほど僕の人生を変えたアルバムは無かったです。

なんせSIR DUKEを聴いたのがキッカケでカウントベイシー、グレンミラー、ルイアームストロング、デュークエリントン、エラフィッツジェラルドを聴き始めたんですから。

そして中学生のくせにロックやポップスのみならずジャズにもハマってしまうマセガキが出来上がったんです(笑)

その後、70年代後半から80年代はあまりブリティッシュは元気がありません。
その分、アメリカ、いや、ジャズやR&B、レゲエやカンリー、ブルースといったジャンルの音楽を僕が聴くキッカケのアルバムです。

高校生の分際でバーボンを飲み、ショートホープでロバートジョンソンやオールマンブラザースなんぞを聴きながら

『渋いわ〜』

なんて感想を聞こえよがしに言いながら、はるか年上の綺麗なお姉様たちを薄暗いショットバーでナンパしてた生活もこのアルバムがあっての事だったのかもしれません。

まさしく僕のSONGS IN THE KEY OF LIFE 人生の鍵となった曲が一杯のアルバムです。


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